黒板から紹介するシリーズ
今回はいよいよあの「ナポリタン」
=前夜の胴上げ=
楽天イーグルスが日本一に輝いた2013年11月3日。
その時、私たちは横浜に居ました。
ナポリタン日本一を決める大会「ナポリタンスタジアム」
その最終日前夜でした。
全国のナポリタン自慢のお店16店舗が
ナポリタン発祥の地横浜に集結。
3万を越す来場者が実食して投票するガチンコ勝負。
明日が運命の最終日…緊張の夜。
TVでは田中将大投手の奇跡のピッチング、
そして星野監督の胴上げ。
その感動に翌日への希望が湧きました。
「ナポリタンスタジアム」は3日間。
私たちが自信を感じたのは実は二日目。
なんとリピーターが現れ始めていたのです。
会場の16店舗を食べ歩き、お家へのテイクアウトに
HACHIのナポリタンを選ぶ人。
『やっぱりココ一番うまいねお替りだ』
とつぶやきながら列に並ぶ人。
『俺たち行けそうだよな』
TVの星野監督の胴上げに乾杯し、
密かにそんな自信もつかんでいたのです。
=審査員の評価=
最終日、発表された私たちの得票はダントツの2600票。
東京や横浜のナポリタン有名店をはるかに凌ぐ数字でした。
審査員の料理研究家さんの講評に私たちも納得しました。
—- ◇ —- ◇ —-
HACHIさんのナポリタンはソースが違いました。
ケチャップに頼らない爽やかな酸味が際立っていました。
飽きのこないナポリタン、何度でも食べたくなるお味でした。
—- ◇ —- ◇ —-
よくぞこのソースを生み出してくれた、
と父である創業者に改めて感謝しました。
会場に集まったナポリタン好きのお客さまも
比較しながら食べることでナポリタンの奥深さを知った3日間でした。
翌日、2013年11月5日の新聞には
『仙台、野球に続きナポリタンも日本一』
という見出しがついていました。
(レストランHACHI代表 角田)