=エピソード①創業者の生い立ち=
もうすぐ45歳
11月18日で HACHIは45歳の誕生日を迎えます。
そこで、エピソード①では創業者の生い立ちにについてご紹介します。
七郷村六丁の目字屋敷、今の仙台市若林区六丁の目中町の農家で、昭和8年に生まれたので「昭八」と命名された角田昭八は、戦争に行った二人の兄に代わり家業の農業に従事する10代を過ごしました。
一人の兄は戦死、もう一人の兄は終戦後もシベリアに拘留され復員が遅れました。
その復員を待って兄に代わり家を出て、手に職をつけるため洋食コックの道を選びました。
すでに24歳になっていました。
働いた店の名前は「レストランほうげつ」。
この店で洋食を覚えたことが今のレストランHACHIに繋がっています。
角田昭八の修行時代は大都会、仙台駅前の店に、七郷村の農家から出てきた田舎者として自分の訛りに怖気づき、チキンライスをチチンライスとしか言えず、恥ずかしい思いを重ねることから始まりました。
勉強嫌いの中卒男子が突然フランス語で料理を学ぶ苦労、遅い修行のスタートだったため年下の後輩にいじめられた苦労などを、角田昭八は生前にHACHIの若い従業員らに語り励ます場面もありました。
エピソード②独立、1979年開業 へ続く…